職場が変わってからインソール(足底板)を作成することが多くなりました。
僕は今までインソール(足底板)の勉強したことはありません。
ですので、先輩に一緒についていただいて介入しています。
僕ができることは足の長さを測ることと、ビデオをとりながらの動作分析。
実際作るのは先輩なんで、早く自分で作れるように修行しなくてはと思います。
金曜日にインソール(足底板)を作成した患者さんは小学生のサッカー少年。
主訴はインサイドで蹴った際に右の舟状骨付近の疼痛。
舟状骨の圧痛 (+) 底側距舟靭帯(スプリング靭帯)の圧痛(-)
ちなみにスプリング靭帯の弛緩は偏平足の原因の一つとも言われています。
弛緩する原因には長時間立位や、体重の増加が挙げられます。
舟状骨の圧痛は原因はわかりませんでした。
機能的には足関節背屈時に早期より足部外転が生じて、可動域制限を認めました。
片脚立位では右踵骨回内、右足部外反して右膝関節knee-in、右股関節内転し下半身重心は左側へ。体幹右側屈し上半身重心は左側へ偏移していました。
しゃがみこみでも右踵骨回内、右足部外反し急激にアーチの落ち込みを認め、手をつかないとできない状態です。
歩行では立脚初期から中期にかけて右踵骨回内、右足部外反し右足部外転し、立脚後期では足部外転のまま蹴りだしていました。
僕の提案としては踵骨回内を制動するための内側縦アーチを持ち上げるようにパッドを入れたいと。
先輩はそれに基づき作成方法を指導しながら作ってくれました。
ここで先輩から評価のアドバイス。
舟状骨の尾側を軽度圧迫して、母指外転筋が機能しているかのチェック。
どの程度が正常というものはないようで、左右差の確認を怠らないようにと。
彼の場合は左は軽く圧迫しても母指の屈曲・外転が見られましたが、右は軽くどころか少し強く圧迫しても母指の動きはほぼ見られませんでした。
この現象に対して文献的な根拠はあまりないようですが、彼の場合はスプリング靭帯も弛緩しており、母指外転筋も弛緩しており張力があまりなく、圧迫でも収縮が得られにくかったのではないかと考えています。
今後も足の疾患だけでなく、いろんな患者さんの足で確認して自分なりのデータとして蓄積していきます。
話は戻ってインソール(足底板)挿入後のチェックでは片脚立位、歩行ともに踵骨回内は制動されましたが、まだ不安定。僕の脳みそでここで手詰まり。
また先輩からのアドバイス。
内側縦アーチを持ち上げるだけでよくならないことも多い。
小指側もみることが大切だと。
先ほどの母指外転筋の評価と同じように骨の尾側で小指外転筋を軽く圧迫しても
小指の動きは得られ難い。つまり内側から持ち上げても小指側の筋の活動が得られにくければ、カウンターとして機能しないのではないか?とのこと。
これも文献的な根拠は僕はわかりません。
なので、業務終了後自分で試してみました、
僕も扁平足で内側縦アーチは低下しています。左右差は少なかったですが、母指外転筋も圧迫してもほぼ動きません。
内側縦アーチ持ち上げると片脚立位、歩行は安定しました。しかし、逆に足部内反するような感じも同時にありました。
ですので、次に小指側にパッドを入れてみました。確かにさっきより安定しました。
僕はアホなのですぐ信じてしまうのでプラセボ効果かもしれません。
ですので、可能性の一つして頭にストックしておきます。
また話は戻って、彼の場合は小指側にパッドを入れるとかなり片脚立位も歩行も変化あり。本人も歩きやすいしバランスとれると。
ここでその日の治療は終了。週末の練習での使用感を聞きながら、修正していきます。
そして舟状骨の圧痛もなにか解明し、取り除いてあげたいです。
今日のインソール(足底板)の話は勉強している人に当たり前のことかもしれません。
僕の勉強不足です。当院で取り入れているインソール(足底板)の勉強会が5月にあるのでそれまでに予習して実りのある勉強会にしようと思ってます。
基礎的な足の解剖も見直すいい機会!
今日は信原病院の立花 孝先生の肩の勉強会。
しっかり、吸収してきます!