2015年1月4日日曜日

腰椎分離症に対する股関節へのアプローチ -股関節受難性の必要性及び股関節伸展学習の有効性についての検証-

あけましておめでとうございます。
今年はもっとアウトプットをテーマに学んでいこうと思います。
春には人前でお話させて頂く機会を得ましたので、がんばろうとおもいます。
そして評価能力の向上のために、しばらくは先人達の症例検討を、特に自分が興味を持ち学んでいる徒手療法を用いた症例検討にフォーカスし文献を読んでいきます。

腰椎分離症に対する股関節へのアプローチ -股関節受難性の必要性及び股関節伸展学習の柔軟性についての検証-

腰痛のあるサッカー選手に対して腰部だけでなく、股関節のタイトネスに着目し改善したという症例。

<評価>
体幹伸展時に、股関節の伸展がみられず、腰椎の伸展により代償。
⇒股関節前方の柔部組織の短縮により股関節伸展可動域の低下。

<治療>
①中殿筋の筋力強化の口頭指示  
 「上の膝を真上に上げるように」

②股関節伸展の学習指導
 腹臥位で(おなかにタオルを入れて)、腰椎伸展しないようにし、膝関節屈曲位での股関節伸展運動。
 その際に、患者自身に脊柱起立筋を触診させて、代償が生じていないかを確認してもらう。

<考察>
 腰椎分離症の起因として、過度な腰椎の前彎および股関節の屈曲拘縮の関与が指摘されており、椎間関節に対する、圧迫力•腰仙椎接合部における前方剪断力が増大すると示唆される。

 解剖学的にも腰椎は回旋運動に乏しく、隣接する股関節の運動制限による代償が過度な腰椎の回旋につながると、言われており股関節可動域の影響は大きいと考える。

満15歳前後の身体的特徴において下肢の筋のタイトネスが増大すると言われている。

腰椎に対して、股関節の評価も必要ということの再確認ができました。

2015 累計論文 4本
①腰椎分離症に対する股関節へのアプローチ -股関節受難性の必要性及び股関節伸展学習の有効性についての検証-
②41歳女性の肩挙上時痛を有する1症例のクリニカルリーズニング
③関節鏡視下手術と術後リハビリテーション
④当院における腱板団列タイプを考慮したリハビリテーションパスの紹介

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